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ネット上でまことしやかに囁かれている、ある都市伝説があることをご存知でしょうか・・?
それは日本人の「レビュー評価」が異様に辛口であるということ!
ネット上の商品レビュー欄には消費者の厳しいお叱りの言葉が無数に書き込まれ、サービスに不手際があるとその評価欄には無慈悲な「一つ星・二つ星」が連打されまくってしまうという噂です・・。
この噂、いったい本当なんでしょうかね・・?ちょっと気になるので今回調べてみました・・!
調査方法!
まずは、iTunesストアやGooglePlayストア内で、世界中で利用されている「超定番アプリ」をいくつかピックアップします。
・Youtube
・Twitter
・Facebook
・Instagram
・ポケモンGO
これらアプリの「レビュー評価」にいくつ星がついているのか、以下の六か国について調べてみました。
・日本
・アメリカ
・ドイツ
・イギリス
・フランス
・韓国
「レビュー評価」は「iTunesアプリのランキング」や「Androidアプリのランキング」が載っているサイトで調査しました(調査は2016年11月22~23日時点のもの)
そして、その結果が以下の図です!(ババーン!)
各国のアプリレビュー評価!
全体的に見ると、やはり日本人の付ける評価がひと周り低いように見えますね(お隣り韓国よりも低評価を付ける傾向が高いことがなんだか印象的です・・)
この集計は「スマホアプリ」に限ったものなのであまり断定的なことは言えませんが、「日本人のレビューは辛口!」という説、あながち間違いとは言い切れないところがありそうです・・。
まとめ!
以上、「日本人のレビューは辛口?」という説を検証してみましたが、いかがでしたでしょうか?
今回は「一部のアプリ」「一部の国」に絞った限定的な調査ではありましたが、日本人が製品に「厳しい評価」を付けがちな傾向があることが、なんとなく感じられる結果が得られました・・。
いったい日本人のこの傾向は、どこから来るものなんでしょうかね・・?
これは私的な見解なんですが、一般に日本人は「真面目」「几帳面」「凝り性」「働き者」といった国民性があることが知られています。
仕事をしっかりこなしたがる「職人気質」な日本人は、どうしても企業の製品に対して「厳しい態度」をとってしまいがちな傾向があるのかもしれません・・。
ストイックに仕事のクオリティを追求してしまうその性格ゆえ、海外よりも評価の基準が高くなってしまう。今回のデータは日本人の「勤勉な精神性」が垣間見えてしまった統計結果だといえるのではないでしょうかね・・(みなさんはどう思いますでしょうか・・?)