気になる人になんか変なあだ名を付けちゃう!

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nicknamephoto by Remembering Miss Stevie

最近なんだか気になってることがあるんですけど、みんなちょっと聞いてもらえますでしょうか!?

みんな猫のこと「にゃんこ」とか「ぬこ」とか「ニャーん」とか、いろんな呼び方してますよね。

あと犬のことも「わんこ」とか「ゾヌ」とか「イッヌ」とか、いろんな呼び方をしています。

なんかこういうかわいい生き物って、変な呼び方をしたくなっちゃうんですよね・・。

これっていったいなんでなんでしょうかね・・?

好きすぎると変なあだ名を付けちゃう?

動物だけじゃなくて、人物にもついつい変な呼び方をしてしまうことがあります。

例えば、彼氏のことを「彼ぴっぴ」って呼んだり、旦那さんのことを「夫っと」って呼んだり。

あと声優さんとかも、南條愛乃さんは「ナンジョルノ」、内田真礼さんは「まれいたそ」、釘宮理恵さんは「くぎゅうう」、村川梨衣さんは「りえしょん」、大橋彩香さんは「へごちん」といったように、みんななんだか個性的?なあだ名を付けられてしまっています・・。

もしかして人間には、可愛くて大好きで、とっても気になってる相手のことを、ヘンテコなあだ名を付けて呼んでしまう習性があるのかもしれません・・。

嫌いすぎても変なあだ名を付けちゃう!

一方きらいすぎる相手のことも、ヘンテコなあだ名を付けて呼んでしまうことがあると思います・・。

例えば安倍総理がきらいな人は「安倍チョン」って呼んだり、鳩山元総理がきらいな人は「鳩ポッポ、ルーピー」って呼んだりします。

あと、リベラル派の運動をしてる人を「パヨク」って呼んだり、生活保護をもらっている人を「ナマポリアン」って呼んだり、ダメな日本人のことを「中世ジャップランド民」って呼んだり、ダメな韓国人のことを「南トンスルランド民」って呼んだりすることも、ヘンテコなあだ名を付けたい気持ちが働いてるせいなんだと思います(しかしなんだかすごいあだ名ですねこれは・・)

人間はこうした「大好きすぎる相手」や「大嫌いすぎる相手」、愛憎が入り混じったなんだか無視できない存在のことを、ヘンテコなあだ名を付けて呼んでしまう習性があるんだと思います・・。

「言語新作」と「要素現象」

精神医学の言葉に「言語新作」というものがあります。

これは、ある個人が一般的には使われていない「奇怪な言葉」を、突然頭の中で勝手に作り上げて、周囲に語りだしてしまう現象のことです。

そして、この「言語新作」が起きる原因には「要素現象」という出来事が絡んでいることが多いそうです。

「要素現象」とは、人間がある日突然頭の中に浮かんできた「謎の概念」に捕らわれてしまう現象のことです。

その「謎の概念」とは、当人にとって全く意味不明で、理解不能で、しかしとっても感情を揺さぶられる鮮烈なイメージで、それはまるで「この世の真理」を表しているかのような、神秘的で重要な概念に感じられるのだそうです。

要素現象に捕らわれた人は、正体不明の「それ」がいったい何を表しているのかを理解できずに、必死にその意味を探り当てようとするそうです。

そして、その言葉で言い表せない「強烈なイメージ」を表現したい一心で、「言語新作」によって新しい言葉を作り出してしまうのだそうな(そしてしばしばその概念は「妄想」に発展してしまうのだそうです・・)

相手に「変なあだ名」を付ける行為というのは、「好き」とか「嫌い」といった平坦な言葉ではとても言い表せない「強すぎる想い」を、なんとか言葉で表現して「象徴化」することで、自分が理解可能な概念にとらえ直そうとする心の働きなのかもしれません。

人間は心の中の整理が付かない気持ちに「言葉」を与えられると、モヤモヤした想いが「認識可能」なものになって、なんだか心が落ち着く傾向があるんだと思います。

そして大好きすぎる(あるいは大嫌いすぎる)相手を呼ぶ名前は、もはや通常の名前を付けるくらいではとうてい事足りなくて、自分の熱烈な思いが表現されているような、普通とは違う「特別な言葉」で呼びたくなってしまう気持ちが働くんだと思いますね。

こんな風にヘンテコなあだ名を付けてしまいたくなるほど夢中になれる相手がいるなんて、なんだかうらやましいですね。

私もそういう相手がほしいです・・(´・ω・`)

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