検証！ネトウヨはアニメアイコンが多いのか！？

photo by Charlie

私が入り浸っている某掲示板で、以前から都市伝説的に噂されていることがあります・・。

それは「ツイッターのアニメアイコンを使っている人はネトウヨが多い！」という説です・・。

オタク趣味がある人は保守思想に染まりやすいということなのでしょうか・・？

この話、本当かどうかとても気になりますね・・。

ということで今回、この噂が本当かどうか、実際に集計をとって調べてみました！

調査方法！

調査方法は以下のようなものです。

まず「保守系の有名人」と「リベラル系の有名人」を、私の独断と偏見により三人ずつピックアップします。

そして各人のツイッターのフォロワーを先頭から「100人ずつ」ピックアップして、その中に「アニメアイコンのアカウント」が何人含まれてるか、カウントいたします。

この結果を比較して、「保守系クラスタ」と「リベラル系クラスタ」のうち、どちらにアニメアイコン使用者が多いのか、ざっくりと概算してみようという試みです。

ちなみに、今回選出した皆さんはとても有名人なので「業者アカウント」とか「スパムアカウント」に大量にフォロー爆撃を食らっていて、集計するのにとても苦労しました（特に津田大介さんはなんだか酷いことになっていますね・・）

カウントを正確にするために、フォロワーのピックアップ作業をする際は、下記のようなルールを設けました。

・明らかな業者・スパムアカウントは除外する
・たまごアイコンは除外する
・プロフィール欄が空のアカウントは除外する

この方法で大量のフォロワーの中から「彼らに興味を持つ一般人」を、わりとうまく抽出できたと思います。

それでは以下、調査対象となる有名人の方々のご紹介です！

調査対象とした有名人たち！

保守サイド代表！

■旧皇族の子孫であることで有名な評論家「竹田恒泰さん！」

共産党、きたりんご！！

— 竹田恒泰 (@takenoma) 2016年6月13日

■ニコニコ動画で有名な人気配信者「カズヤさん！」

本当に最近カエルの楽園みたいになってきたよな。

— KAZUYA (@kazuyahkd) 2016年6月15日

■在日特権を許さない市民の会の初代会長「桜井誠さん！」

地震発生。結構大きな揺れだったような。火の元用心！

— 桜井誠 (@Doronpa01) 2016年6月11日

リベラルサイド代表！

■金髪がトレンドマークの人気ジャーナリスト「津田大介さん！」

ようやく使い方がわかった！

— 津田大介 (@tsuda) 2007年4月13日

■学生市民団体シールズの創設者「奥田愛基さん！」

今回もスチャダラパーみたいにスペシャルゲスト来ないかな〜。

— 奥田愛基@7月10日参院選挙 (@aki21st) 2016年6月13日

■左派活動家としても有名な精神科医「香山リカさん！」

ファミ通時代の私を知るということはあなた60歳くらい？ https://t.co/bGcoHfVUzo

— 香山リカ (@rkayama) 2016年6月15日

調査結果！

さて調査結果の発表です！各人の「アニメアイコン含有率」は以下のような感じになりました！

■保守サイド
竹田恒泰さん・・・5人/100人
カズヤさん　・・・24人/100人
桜井誠さん　・・・13人/100人

■リベラルサイド
津田大介さん　・・・15人/100人
奥田愛基さん　・・・2人/100人
香山リカさん　・・・1人/100人

これだけ見ると、やはり「保守サイド」の側にアニメアイコンの人がたくさん存在するように感じられますね・・。

今回の集計はかなり小規模なのであまり断定的なことは言えませんが、「アニメアイコンの人はネトウヨが多い！」という説、あながち間違いとは言い切れないところがありそうです。

しかし裏を返すとその程度は「高々1割～2割程度」とも言えるので、傾向としてはあまり高くないのかもしれませんが・・。

まとめ！

以上、「ネトウヨはアニメアイコンが多い」という説を検証してみましたが、いかがでしたでしょうか？

なんだかモヤモヤっとした感じの集計結果が出てしまって、あまり歯切れの良い答えが得られませんでしたね・・。やはりこの問題はもっと大規模に調査しないと、なかなか決着が付かないのかもしれません・・。

しかし気になるのは、一体なぜこのような俗説が生まれたのかということです。一部の人々が抱いている「オタク＝ネット右翼」という連想は、どこから生まれものなんでしょうかね？この両者の間に、何か共通の似ている特徴があるというのでしょうか・・？

たしかに、ニコニコ動画などでは「保守系の配信者」が大人気で、いつも動画ランキングの上位を席巻してしますが、何かそのことが「オタク」と「ネット右翼」を連結するイメージを醸成する、一つの要因となっているのかもしれません。

この問題は深く考察するとなかなか面白そうです、今度詳しくブログに書いてみたいですね・・。