ちょうモテないので恋愛のお勉強をしてみたよ!

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なんだか最近全くモテない私ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか・・。

今日もまともに人と話したのはネットカフェの店員さんだけ、幼稚園児のときは超モテモテだった時代もあった私ですが、一体どうしてこんな風になってしまったんでしょうか・・。

こんなことではいけないと思い、グーグルの論文検索エンジンで片っ端から文献を読み漁り、いろいろ恋愛のお勉強をしてみました。

以下、いろんな論文から恋愛関係のトピックをまとめたものです。みなさんも読んでみてくださいね!

母子関係が恋愛に重要!

子ども時代の母子関係は、恋愛に大きな影響を与えます。

子ども時代にお母さんとの関係が良好だった人は、安定的な愛着スタイルを身に付けていて、恋人と良好な関係を築く能力があるそうです。

一方お母さんとの関係が不安定だった人は、「見捨てられ不安」や「親密性の回避」といった気持ちが強く、恋人とネガティブなすれ違いが多くなる傾向があるそうです。

幼少期に安心できる環境で育った人は、恋愛上手になれるんですね。

※参考文献「青年期の母-子ども関係と恋愛関係の共通性の検討 : 青年期の二つの愛着関係における悲しき予言の自己成就」, 2009年, 大阪人間科学大学, 金政祐司

関係不安が高いと相手を束縛する!

「見捨てられ不安」を感じやすい人は、嫉妬心が強くて恋人と二人だけの排他的な関係を好む傾向があるそうです。

恋人を誰かに奪われてしまうことが恐くて、自分から離れないように常にそばに置いておきたい気持ちがあるんですね。

束縛をしてしまうのは二人の関係に自信がないことの表れ、ということなんでしょうね。

※参考文献「恋愛関係の排他性に及ぼす青年期の愛着スタイルの影響について」, 2006年, 相愛大学, 金政祐司

恋がアイデンティティを育む!

統計によると、たくさん恋をしている女の子は確固としたアイデンティティを確立している傾向があるそうです。

「アイデンティティを確立する」とは、自分の存在に価値を見出し、確かな自信を持っている状態のことですね。

無条件に自分を認めてくれる恋人の存在が、安心感や信頼感といった感覚を育み、自分を信じる気持ちの拠り所となるようです。

※参考文献「恋愛関係が大学生のアイデンティティ発達に及ぼす影響」, 2008年, 横浜国立, 北原香緒里 松島公望 高木秀明

友達がいない子は尽くすタイプになる?

友達に恵まれていない子は、「恋人に尽くすタイプ」になる可能性があるそうです。

女の子は、信頼できる友達と情緒的な交流をすることを心の支えとする傾向があります。

友達がいない子は心の拠り所を恋人に求めすぎてしまい、相手に振り回される「尽くすタイプ」になってしまうのだそうです。

※参考文献「恋愛・友人関係観の性差に関する研究」, 2008年, 聖泉短期大学, 水野邦夫

女の子の恋愛スキルはゆっくり育つ!

交際関係を続けていくための「恋愛スキル」の発達は、男女に性差があるそうです。

男の子は恋愛初期の片思いの段階から、恋愛スキルが発達していく傾向があります。

一方女子は交際が始まって、二人の仲が深まっていく過程で、恋愛スキルが発達していく傾向があります。

男の子は女の子に積極的にアプローチする必要があるので、早い段階からスキルを身に付ける必要があるんですね。

※参考文献「恋愛関係の発展・崩壊と社会的スキル」, 2010年, 東北福祉大学, 堀毛一也

恋人の存在が幸福感を高める!

恋人がいる人は幸福感(well-beingな感覚)が高い傾向があるそうです。

恋人との関係は、ストレスがたまったり傷ついたりしたときの逃げ場所(避難所機能)や、一緒に目標を実現する成長の場所(安全基地機能)として働くそうです。

この二つの心の機能が充実することにより、個人の幸福度が高まるそうです。

※参考文献「関係効力性が二つの愛着機能に及ぼす影響 – 恋愛関係と友人関係の検討」, 2011年, 名古屋大学, 浅野良輔 吉田俊和

女の子は相手と別れたがらない!

恋愛関係が進展した相手から別れ(破局)を告げられたとき、女の子は相手に取りすがって仲直りしようとする傾向が強いそうです。

一方、男の子は別れをそのまま消極的に受け入れてしまうことが多いそうです。

男の子は男性的な性役割を強く意識していて「相手に頼み込むのは未練がましくて男らしくない」と感じて、別れを受け入れてしまうようです。

恋愛心理学の分野では「別れの主導権は女性が持ってる」とよく語られているそうです。

※参考文献「大学生の恋愛関係崩壊時の対処行動と感情および関係崩壊後の行動的反応 性差と恋愛関係進展度からの検討」, 2010年, 東京学芸大学, 和田 実

女の子は関係不安を抱きやすい!

女の子は男の子に比べて恋愛関係に不安を抱きやすい傾向があるそうです。

女の子は男の子よりも恋愛を重要なものと考えていて、今の恋愛関係が安定しているか常に確認しようとする傾向があるそうです。

一方男の子は、女の子ほどは恋愛を重要視していないようです。恋愛よりもむしろ仕事や勉強の方を重要と考えているのでしょうね。

※参考文献「恋愛関係が大学生に及ぼす影響と 交際期間 関係認知との関連」, 2009年, 筑波大学, 髙坂康雅

男の子は女友達にも性的な気持ちを持つ?

男の子は恋人と女友達の両方に対して「身体的接触をしたい」と感じるそうです。

一方女の子は恋人に対してのみ「身体的接触をしたい」と感じて、男友達には身体的接触を拒む傾向があるそうです。

女の子は大切な恋人にだけ身体を許す傾向があるんですね。

※参考文献「恋愛・友人関係観の性差に関する研究」, 2008年, 聖泉短期大学, 水野邦夫

女の子は失恋の立ち直りが早い!

恋愛関係が破局したとき、女の子の方が男の子よりも立ち直りが早い傾向があるそうです。

女の子は友達や家族からの情緒的サポートを受けやすくて、失恋の傷が癒されやすい環境にあるそうです。

一方男の子は女の子に比べて情緒的なサポートをしてくれる人が乏しく、失恋の傷を引きずってしまうそうです。

心の傷を癒すためには、いろいろと慰めてくれる相手が大事なんですね。

※参考文献「大学生におけるソーシャル・サポートと恋愛関係崩壊からの立ち直りとの関連」, 2008年, 広島大学, 山下倫実 坂田桐子

まとめ!

以上、いろんな恋愛関連の論文からトピックをまとめてみました。心理学の分野ではたくさん恋愛のことが研究されているんですね・・。

しかし、文章をまとめていて思ったのですが、こんな文献ばっか読んでむっつりスケベのように知識をため込んでも、あまり恋愛上手にはなれないのではないのでしょうか・・。

恋愛の練習をするためには、やっぱり街に出て人と接していかないといけませんね・・。私と会ってくれる人といったら誰でしょうか、まさかネカフェの店員さん?

明日もネカフェの店員さんに会いに行こうかしら・・。

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